قلعة الحص
(クラック・デ・シュヴァリエ)

ハマからバスに揺られて数時間。
「天空の城ラピュタ」でシータが閉じ込められた城のモデルと言われている
十字軍の要塞だったクラック・デ・シュバリエ城跡という所へ行ってきました。
ジブリ映画を全然知らない自分ですが、
ジブリのモデルになったという所は知らず知らずのうちに
ちょこちょこ観光していたのですがどこもキレイでした。
城の歴史をみてみると…
1031年にアレッポの領主により建築されたが、第1回十字軍時の1099年にツールーズ伯レイモンにより落城した。その後、1144年にトリポリ伯から聖ヨハネ騎士団に譲られた。城には50~60人の騎士と2000人の歩兵が常駐。
十字軍が改装しまくった城だそうです…
暗黒の歴史ですね♪
大雨の中、同じ宿の旅人と5人で行ってきましたヽ(・∀・)ノ ワチョーイ♪
ツアー(ガイドなし送迎のみ)はランチつきで40ドルくらいからありましたが
どう考えても高くないか?と自力で行くことにしました。
ハマからホムスという街に行き、そこでクラック行きのバスに乗り換えます。
2時間半くらいで着きました。
交通費は3ドルしないくらい。
ツアーの40ドル…なんだったんだろう…
イスラム国家のものの値段はいつも不透明です!
乗り換えのバスターミナルでお菓子をひとつ買いました。
一切れいくらだったかな~
シリアだから安かったと思うんだけど…

極甘で食べるのに一日かかりました…
原材料が一切わからない不思議な味と食感でした☆
懐中電灯を持って(必須)暗闇の中を歩くと
ドラクエのようでワクワクしました!
要塞も兼ねた城が大好きな私は
迷路のような城の内部に相当テンション上がりました♪
雨は嫌いだけど、こういうお城に雨が合うのはなぜでしょうか…

たまにもれる日の光がたまりません!

階段…!ハァハァ

シータはどこに…

城壁って興奮します!

最近までこの城に人が住んでいたそうです。

気になる通路だらけ!
階段は全部上り下りしたくなります。

ゴシック調の回廊。
ロドス島のお城を思い出します。

どこを撮っても絵になります。

ここにシータが…ここにムスカが…ハァハァ
想像力をかきたてられる空間でした。
雨にぬれた石造りのお城はなんとも言えぬ美しさでした。
廃墟っぽく残ってる所がまた美しいんだろうなぁ~

お城では映画の撮影してました。
シリアにもっといっぱい美味しいご飯があれば(イスラム圏は本当にキツいです!)
どの街も長居してみたいのですが…