Türkiye Cumhuriyeti eskē'shehēr
(トルコ エスキシェヒル)

なっなんと…
エスキシェヒルはあのトルコの王子、イルファンの出身地でした!

私、イルファン大好きなんです!ハァハァ
どんだけトルコのイルファンツアーに参加したかったか…
当時、超忙しい歯科医院で働いてたので連日有給をとることが許されず
そんな状況で海外旅行なんて行けるわけもなく。
イルファン見にトルコに行ったら神戸に移籍してたという苦い思い出が…
あぁ…イルファン…
引退してしまいましたね…
そんな思い出はさておき…
なぜバイヤーがエスキシェヒルを目指しているかと言うと…
日本でいう一休さんのような存在の
ナスレッディン・ホジャというジィ様の話が好きらしく
ホジャが湖にヨーグルトを流す話があって
自分もその湖にヨーグルト流して写真を撮りたい!
と思ったそうです…変な人です。
ホジャは後ろ向きのロバに乗ってる絵が有名なんだそうです。
その話を紹介します~↓
ある日ナスレデエィン ホジャはロバの背中に後ろ向けに乗っていました。
男)「ホジャ、あなたはロバに後ろ向けで乗っていますよ!」
ホジャ)「いやいや、私はロバの後ろ向きに乗っているのではありません、ロバが逆を向いているだけなのです。」
………(゚Д゚)ハァ?
と最初は思いましたが、
いくつもホジャのくだらない話を聞いていたら面白くなってきました。
よーし、ホジャ村のホジャ湖を探すZO☆(σ・∀・)σ
バスを乗り換え数時間、エスキシェヒルという街に到着。
大雨…orz
テンションガタ落ちです…(ノД`)
とりあえず。
街の中心の行き方がわからずその辺の人に声をかけてみました。
親切なトルコ人は「トラムに乗れ」と乗り場まで案内してくれました。
ありがとう…トルコ人…(・∀・)
めぼしい所で降りてみました。
大雨なので適当にご飯屋さんに入って作戦会議です。
雨が酷いのでバイヤーの荷物を私が見てバイヤーひとりで
観光案内所に行ってホテルリストもらってくるということになりました。
私は店員と気ままにチャイを飲んで待つ事2時間…
なんと2時間も待っていました…!
どうしたんだよー!バイヤー…!!
ズブ濡れで戻ってきた彼が言った事。
「この地球の歩き方の地図めちゃくちゃやで(怒)全然合っとらんわぁ(激怒)」
しばらく道に迷っていたそうです…ΣΣ(゚д゚lll)ズガーン!!
旅慣れた彼はホテルの下見までしてきたらしく
さっさとチェックインする事が出来ました~♪
外は息が白くなるほど寒かったので(2人とも防寒着なし!)
生きるギリギリのラインの体温しか持たない私は非常に助かりました。
まずシャワー♪ヽ(・∀・)ノ
ひと段落して「さぁ外に出て散歩でもしてみるか」と窓の外を見ると
なんと大雪でした…!
ェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェ
どうりで寒いはずだよ…
一気に萎え、とりあえず寝る事にしました。
もうグダグダです!(ノ∀`)アヒャヒャ
明日はホジャりましょう、と約束して
近くのレストランでお腹いっぱい魚料理を食べました~♪
めちゃウマ~♪
雪の中キオスクに行って夜食のお菓子を買いホテルに戻りました。
次の日…
ちょっと早めに起きてホジャ情報をゲットしに
ツーリストインフォメーションに行きました(・∀・)
なんと…
目的の湖はエスキシェヒルから相当遠いらしく日帰りは難しそうとの事。
バイヤーは日本に帰国するエアチケットを持ってるので
明日中にはイスタンブールに向かわないといけません。
時間がない…( ゚Д゚)ガーン
2人で意気消沈していると
「ホジャの生まれた村になら行く事が出来るわ」と言われました。
ホジャの生まれた村…ホジャ村!?
行く!
ホジャ村に行きます!+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚
とりあえずオトガル(バスターミナル)へ行ってバス探し。
私達がアンカラから乗り入れたオトガルはメインだったらしく
隣というか…奥というか…小さな(さびれた?)オトガルがありました。

おぉ~ホジャステッカーDA!
なんとかバス会社を探してチケットを買いにブースへ行くと
あと1分でバスが出るとの事!
走ってバスに乗り込みました~ヽ(・∀・)ノ ラッキー♪
ローカル線かつ1時間に1本出てるのに超満員でした。
走ること数時間(細かい時間は忘れました)…
どっかの村に到着です!
かなり寂れた村でした…
時間もないのでさっさとホジャ村へ行く交通手段探し。
か弱い日本人旅人女を最大限に出して暇そうな警察官に声をかけました。
警官はニコニコしてホジャの絵を見せる私を見ます。
いい感じだな…( ´_ゝ`)フフフ
警官は「バスはない。タクシーで行きなさい」としか言ってくれません。
うーん…タクシーかぁ…
ヤダなぁ…(何となく)
タクシー運転手でいい出会いなんて一回もないし
トラブルのもとだしなぁ…
末っ子気質全開でお願いしてみました。
「そのパトカーに乗せて(はぁと)」
警察官は驚き目を丸くして笑いながら
「ノー!」とハッキリ断りました。ダメか…
「距離はどのくらい?」「いくらくらいかかるの?」
と警察官に質問攻めにしていたら
手招きされて近くにある小さな小屋に案内されました。
チャイをすすめてきたので遠慮なくいただきました(・∀・)
しばらくすると警察官に無線が入りました。
パトカーのもとを離れて怒られているのでしょうか…
私達の方をチラッと見て楽しそうにお喋りしています。
1分もしないうちに先輩警察官がやってきました…笑顔でw
「メルハバ!」と元気よく挨拶をして媚びておきました。
警察官達は「あのタクシーに乗りなさい」と1台のタクシーを指差しました。
「いくらなの?」と聞くと「25リラ」と言います。
「往復?」と聞いたら「そうだよ~」と笑顔です。
うーん…信じていいのかなぁ~値切りたいなぁ~
と考えてたけどバイヤーの「ええんちゃう?」の一言で決まりました。
車に乗って数十分…
あっという間に村の入り口が見えてきました~

いきなりホジャのお出迎え♪
ホジャ村は想像通りかなり寂れていました~
見晴らしのいい景色…


真新しい真っ赤なトルコ国旗が痛々しいです…
さすがホジャの村だけあって
建物にはホジャの話を伝える絵だらけ!
気合入れて写真を撮りまくりました~♪

ホジャは国民的有名人のようです!

こんなのとか…

こんなのも。

まだまだあります!

これとか…

これも~

ヒュ~☆

まだまだあります!

わーい

ここにも!

そこにも!

わっしょーい☆

どーだ!

アレ?こんなのまで。ホジャ犬~?

これは…ちょっと違うかな…(・ω・;)
バイヤーの好きなヨーグルトの話は像になっていました~
ヨーグルトを流したという湖まで用意されています。
(冬だからかプールは空でした)


村の中心まで歩くと、後ろ向きのロバに乗った有名な話のホジャが…
雪が積もっています。
とても寒かったです!

村役場?学校?
萌えステッカーを貼ってました…♪

通学中の子供たちの姿を見てビックリ。
まだこの村に子供はいたのね。

「ホジャの家こっち」と書いてます。

役場の前にたむろしてた暇そうなオジさん達に案内してもらいました。
これがホジャの家だそうです。
なんか変…新しすぎないか…?
ホジャ犬に続き…ホジャ猫発見!!ニャア~☆

調子に乗ってホジャ婆も紹介します!


公園であるものが目に留まりました。
こっこれは…!

日本が世界に誇るピカチュウではないかっ!
もしかしてリスペクトされてない…?
バカになったピカチュウってあんな感じなのかな…鬱
村の入り口の公園にはミッキーらしきものが…

「ボク、ミッキーだよぉ~」と独特な声が聞こえてきそうです!

村のお家はこんな感じです~
ちょっとドイツっぽいな~って思いました。

田舎のこういう感じ大好きです☆
勇気を出してちょっと奥の道へ進んでみました(・∀・)

私の好きな廃墟系ばかりでした~♪

この家とか…ハァハァ

この手すりとか…ハァハァ

ココまだ住める系?住める系?…ハァハァ

美しい崩れ方…ハァハァ

雪といい感じにコラボってますね…ハァハァ

見晴らしE~♪
村の入り口の方に戻ってみると子供が歩いていました。
あれ?もしかして今から午後の授業…?


あれ?ここにも…

ワラワラと子供が集まってきました!
年の離れた子が集まってるのを見ると
いかにも子供の少ない田舎といった感じがしました(・ω・ )
みんな珍しい日本人に興味津々です。
人懐っこく笑顔で興味を示しています。
心の汚い自分は笑顔のまま財布やパスポートをしっかり握ってました…ヘヘヘ
「写真撮らせて」とお願いするとウッヒャーと喜んで並ぶ子供たち。
この村にはまだみんなデジカメ持ってるわけじゃないんだろうなぁ…
チャーターしたタクシーは1時間くらいしか
村の滞在をお願いしていなかったので退散。
バス乗り場がある村(町?)まで戻ってきました。
ドライバーさんありがとう!
タクシーから降りると可愛らしい男の子が2人寄ってきました。
「わ~可愛い」と思って写真を撮らせてもらったらニコニコして
「マネー」
ナヌッΣ(゚Д゚;)
思わず逆ギレしてしまいました。

コイツら。
帰りのバスの時間まで町を少し歩きました。
オトガルでバイヤーとお別れ。
バイヤーはイスタンブールから日本へ、
私はシリアを目指して南下します。
別れを惜しみつつオトガルでお茶していたら
目の前にすごい人だかりが…
2人で「なんだろうね~」とぼんやり見ていたら
落胆した顔で人々が散りました。

そこにはUFOキャッチャーが…
(゚д゚)ェェェェェェェェエエエ!!
え、これすか…笑
しかも、ホントいらないぬいぐるみばかり入ってるんですが…
1回のプレイ代が決して安いわけじゃないし。
なぜ群がる、トルコ人よ…しかも男社会なので男のみw
しばらく見てると、すぐに次の挑戦者が現れました!

5秒後…

10秒後…
人だかりが出来て熱狂してます…!
アラブの大人って子供みたいで
可愛く見えることが多いですw