Լեռնային Ղարաբաղ
(ナゴルノカラバフ)

難民が3000人移って村となったシューシという村にも行きました。
村に残る廃墟跡は歴史を考えると私にはとても重たい風景でしたが
日本には廃墟マニアが沢山いるみたいなので
この町に来たらハァハァと悶絶するんだろうな~と思いました。
まずは朝ごはん。
バス停の近くのパン屋さんで何か挟まったパンを購入。
いつものように油で胃がもたれました。

よくわからないけど、町の中心らしきところだか終点でマルシュ下ろされました。
いきなりこんな標識。
何のマークでしょうか…写真撮るしかないでしょー!

少し歩くと教会がありました。
廃墟の中、真っ白で新しい教会は目立ちます。

扉はキリスト教の教えが彫ってありました。

よく見ると小学生が彫ったのかってくらいゆるいですw

坂をどんどん下りていくと…
廃墟だらけの旧市街?に着きました

町のほとんどが廃墟なのでTさんとどんどん歩いて廃墟の中に入りました。

ボロボロです!

建物の中は崩れた屋根とか壁の石だらけ!ハァハァ
ここは劇場だったのでしょうか…?

ステージ?
う…美しい!
と感動してしまうのは不謹慎なのでしょうか…

客席でしょうか?
これはライト…?


廃墟と青い空はとてもよく合います!
裁判所を探す時に知り合った警察署長さんに案内され
空爆されて残っている建物やモスク、
火をつけられ枠組みだけ残ってる巨大なマンションを見せてもらいました。
完全に焼き払われた市場はとても悲惨なものでした。
火をつけられ真っ黒になったマンション

惨劇の様子がしっかりと残っています

民家もつぎはぎだらけ…


基本的にガラスがない窓が多いです

廃墟もそのまま残ってるし…
裁判所を追い出され再び町を散策。
ずーーーーっと坂を上って署長オススメの崖に行きました。
絶景です…!

牛飼いのジィ様がいました~和むわ~

少し行くと深~い谷が…!

素晴らしい景色にTさんと感動していたら
崖のそばに止まってる車が揺れました。
Σ(゚Д゚ノ)ノ
よ~く見てみると…
カーセックスしてました!
ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ
再び廃墟の町を探検。

廃墟を美しく感じてしまうのはなぜでしょうか…

市場のあとです

市場のあとには浮浪者がたまって酒盛りをしていました

青い空と廃墟…たまりません!

病院あと

病院の階段

廃墟になる前はどんな通路だったのでしょうか…
今でもこんなに美しいのに~

ここはかつて肉屋が集まっていたそうです。
そして燃やされあとかたもなくなったそうです。

マンションは残っている部屋に難民が住んだのでしょうか
パラパラと生活している部屋があるようです。

地元民。

そしてまた廃墟…

工事中も絵になります
ミナレット(モスクの横に立ってる塔)に上れる所があると聞いて
Tさんがぜひ上りたいと言うので探してみることにしました。

こんな道をトコトコ歩いていると…
巨大なマンション!

なんかボロボロです!廃墟系?

民族浄化…なんだか辛いです
昨日まで仲良くしてたお隣さんがキリスト教かイスラム教かでこんなになるまで戦うなんて…

マンションの方を向いたままの戦車が置いてありました…orz

この戦車で子供たちが遊んでたりするのかな…
3年前に行ったサラエヴォの街を思い出して切なくなりました。

裏道を出ると老夫婦が家の前でご飯を作っていました…

モスクに到着!

キリスト教徒によって破壊し尽くされたモスクの内部…美しや~

徹底的に破壊されたみたいです
ミナレットに上る事にしました。
2本のうちの1本しか上れないようです。
(破壊がすごすぎて危険な為)

入り口はこんな感じ
中は螺旋階段になっていました。
キリスト教の教会と同じような作りです。
階段は破壊されてるところもあり一歩一歩慎重に進みました。
砂と埃がすごくてあまり息ができませんでした。
そしててっぺんに到着!
高い…!

景色はいいけど…高い!!

向かいの塔…高いよ~(泣)←高所恐怖症です

柵は壊れてないし、てっぺんも一部破壊されて不安定なので非常に怖かったです!
震える手で写真を撮りました!
そして最後に螺旋階段

ナゴルノ・カラバフを出国する時、
初めてビザとイミグレのチェックがありました。
そして山道を6時間かけて再びエレバンに帰ってきました。
そういえば。
下り坂ではエンジンを切って車を走らせるので
ガソリン節約できるぶん行きと帰りのマルシュの値段が違うのは衝撃的でした。
アルメニアの首都エレバンに着きマルシュを降りたところは、
いつもバイヤーと行く安食堂だったので店を覗いてみると
ちょうどアルメニアピザを食べようとしているところでしたw
おぉ~久々の再会DA!!ヽ(・∀・ )ノ キャッ キャッ
さっそく一緒にご飯を食べてネカフェへ行き、
撮った写真をCD-Rに焼いてもらいました。
ゲストハウスは私の荷物とベッドをそのままにしてくれてたようで
部屋は引き続きバイヤーと二人だけでした。
最後にまた…
大好きな洗濯物!

これは自分の好きな形と違いますが…
シューシものは珍しいので載せます!
