Türkiye Konya
(トルコ コンヤ)

トルコに来て観たかったもののひとつ、
メヴレヴィー教団の旋回舞踊セマー。
メヴレヴィー教団…
なんか怪しい響き!
ゾロアスター教みたい♪
メヴレヴィー教団とは…
イスラム教のイスラム神秘主義の教団の一つ。
13世紀にジャラール・ウッディーン・ルーミーによって開基され
1927年にケマル・アタテュルク政権によって神秘主義教団が解散されました。
メヴレヴィー教団はスカートをはいた信者(全員男)が音楽にあわせて、くるくると回転をし踊ってお祈りをします。回転は宇宙の運行を表し、回転することで、神との一体を図るというものである。
こんなんですよ!【ウィキペディアより】
↓ ↓ ↓ ↓

参考資料(ウィキペディアより)
こんな風にくるくる回ってます
イスタン(ブール)でもカッパ(ドキア)でも観られるけど
「やっぱ本場で観たいんだYO!」なんて思っていました。
すると12月17日はメヴレヴィー教団の創始者メヴレヴィーの命日にあたり、年に1回開かれるセマー期間!(1週間ほどセマーが開催されます)
私がコンヤに到着するのは13日!
こっこれは…!!
でもチケット高そう…!!
(いきなり蘇るケチ根性)
いや、でも行きたい!
どうせもうすぐ日本に帰るんだし…
(私は何でも理由をつければすぐお金を使えます)
ダマスカスからトルコのアンタクヤ行きの夜行バスに乗り
トルコ国境のアンタクヤに早朝に到着。
バスを乗り換えて数時間、コンヤへ向かいました。
コンヤに着くなり、街中にあるバス会社へ。
その日の夜行でイスタンブールへ行く為にチケットを買って荷物を預けました。
私…なんでいつもキチキチで予定を立ててしまうんでしょうか…
早く日本に帰りたいし。
風邪引いてるし。
コンヤ小雨だし。
コンヤで1泊してる場合じゃないし!
気持ちはもう日本なんだよ、日本!
次に行ったのは観光案内所。
セマーのチケットを取り扱っていました。
恐る恐る値段を聞いてみると10YTL!
えっと日本円で…1000円か。安い!
迷わずチケットを購入。ヤッター!
スカートを穿いてくるくる回るオッサンを観れる♪(人´∀`).☆.。.:*・゜
セマーが始まるのは夜遅く。
そんなわけで軽くコンヤの町を観光することにしました。
霊廟など観て歩きましたが、もう日本がチラついて集中できないよ…
日本に帰ったらスキヤキ食べようとかそればっかり。
小雨がパラついてたので適当に食堂に入ってご飯を食べたり
お土産(一大観光地です!)を観たりして暇をつぶしました。
お土産屋さんはセマー人形だらけでしたが
カッパドキアで見た真鍮セマー人形が売っていませんでした。
やっぱ「いいなぁ」と思ったら即買わないとダメですね…
そんなこんなでいよいよセマーの時間がきました!
なぜかテレビの取材を受けました!
トルコで日本人は珍しくないと思うのですが…
そして雑誌の人に頼まれ撮影もしましたwww
一人ぼっちで寂しそうだったのかな…私(ノ∀`)と思っていたら
「金髪!すごい!日本人なのにキレイな金髪!素晴らしい!27歳だって!?16歳くらいかと思ったよ!その服はどこで買ったの?日本人は本当におしゃれでセンスがいいね!」
とカメラマンは大興奮。
夜行バス明けでちゃんと寝てないし髪ボサボサだし、荷物盗まれて以来(8月から)化粧してないし、肌の手入れしてないから素肌ボロボロだし、この服、イスタンブールで買ったんだけど…
こんな状態で褒められて複雑な心境でした(・ω・)
名刺をいただくとファッション誌でした。
なぜファッション誌がセマーの会場に…?
そしてなぜボロボロの私に…?
その様子を見ていた他の客もなぜか私と写真を撮っていきました…謎です。
セマーは想像以上に神秘的で最高でした!
ずーっと回ってるだけなのに目が離せず飽きない!
とても素敵な夜になりました。
コンヤで観れるのはこんな感じです!
ふと時計を見ると…
バスの時間が迫っていました!ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ
大慌てでバスオフィスへ行くと
「もうタクシーでバスターミナルへ行かないといけない。タクシーでも間に合わないかも」と言われ、本当かよ、と疑いつつもモメてる時間はなかったので「友達」のタクシードライバーを呼んでもらいました。
明らかに普通の車です。
( ゚Д゚)ゴラァァ
と思ったけど、時間がないのでスルー。
「いくらかかるの?」と聞くと、
思わず聞き返してしまう値段を言ってきました。
( ゚Д゚)テメェエエエ!!
という気持ちをグッと抑えて、時間が無いので冷静に値段交渉。
ちょっと上乗せ程度で交渉成立。
「最後の最後でお金巻き上げられたらどうしよう…」
と不安を抱えながらバスターミナルを目指しました。
ギリギリでイスタンブール行きのバスに乗れました。
良かった~
ドライバーは私の荷物を持って一緒にバスを探して走ってくれました。
あんた…本当はいいヤツだったんだね…ごめんよ…
トルコ人ムズカシー!!