المملكة الأردنّيّة الهاشميّة إربد
(ヨルダン イルビット)

日本語ペラペラ、バサムと再会。
バサムとの出会いは10月。
イルビットという町をトコトコ歩いていたら
日本語で話しかけてきたヨルダン人です。
お母さんは日本人(岡山)…!
バサムはイルビットの大学で陶芸を教えています。
日本に一度も行った事はないし、
日本人のお母さんはアラビア語ペラペラだったのに
なぜか日本語を流暢に話すバサム。
その時は少し立ち話をしただけでしたが
「またイルビットに来るよ~」と言ったら
「ほんと~?じゃあ電話してよ~」
と電話番号を渡されました。
本当に電話したら会えるのか…
と不安でいっぱいでしたが…
チャイ飲みながらシーシャ吸って日本語でお喋り。

よく喋る、喋る、喋るw
バサムの元教え子で
今はアンマンの大学で先生(と大学生の彼女)も来ました。
シーシャ屋ではバサムの大家さんも。
狭い町ですな、イルビット。

大家さん(左)とアンマン大学の先生
そして現在4年生の教え子も途中参加。
バサムは日本語で私たちに話し続けます。
久々に日本語を使えてとても嬉しそうですが、
ヨルダン人の2人は当たり前だけど全く日本語わからず…
ちなみに日本人のハーフだという事は
生徒や友人に話していないそうです。
ハーフだと何かといじめられ(てた?)るからかな…?
と心配になりましたが…
「だって言ったらお母さんとお父さんどうして知り合ったの~?とか、何で日本に行った事ないのぉ~?とか、日本のパスポート見せてぇ~とか言われて面倒臭いんだもん」
え、それだけ…?
「いじめ?ナイナイ。いじめられないよ~」と一言。
それは良かった。
23時からバルサVSレアルの試合という事で
カフェは早くからざわつき始め、
店内のテーブルは全て片付けられ
イスはテレビに合わせて配置されたので
私たちはお店を出ました。
バサムはヨルダンで唯一の陶芸の教授なんだそうです。
陶芸といえばイラクが一番なんだそうで
バサムの先生はみんなイラク人だったけど
みんな国に帰ってしまったから今はバサムだけ。
バサムは大学院まで行って卒業した後
そのまま先生になったんだそうです。
バサムがつけている腕時計は
2002年に王様にもらったんだそうです。
「わ~すごいねぇ~(笑顔で)ちょうだい」と手を出すと
「エ~!?ダメダメダメ~」と笑顔で大きく首を振って
「見るだけだよ~?」と時計を外して見せてくれました。
「MADE IN CHINA?」と聞くと
「エー!違ウヨー!」とまたまた笑顔で大きく首を振りましたw
スイス製でした。
いつか東京で個展を開きたいそうです。
日本に来た事のないバサム。
協力してあげたいな~