الجمهورية اليمنية الحديدة
(イエメン ホディダ)

サナアからバスで西へ5時間のホディダという海の町から
更に乗り合いタクシーで1時間ちょっとで着く。
ここで毎週金曜日(イスラムの安息日)に行われる市は
イエメン最大級なんだそうです。
もちろん行ってきましたよ~(・∀・)
イエメン人に配慮して前身真っ黒ずくめのムスリマで行きました。
激しく後悔。
すぐに気分が悪くなりました。
(気持ちの問題じゃないよ、体だよ☆)

すごい人だかりです。
何かなと見てみると揚げパン屋でした。
こんな暑くて湿気の高いなか、
油ぎったパンとか無理。絶対食べれない(ノД`)
注目すべき点は、サナアの白いロンスカと違い
この町はYシャツに巻きスカートという格好が主流でした。
暑くてやってられないのか
太いベルトもジャンビーアもほとんど見ませんでした。

魚屋さん
目の前で塩振って捌いてます。
しかし日本のように開きとか繊細なものじゃなく
4センチ幅くらいのぶつ切り(((( ;゚д゚)))アワワワワ

にごりきった水につかる鮮度の悪い魚
海の近くの村なのに
魚の目が濁りきってますw
魚のフライが食べられると思って
楽しみにしてたけ無理そうです…(汗)
揚げ物屋さんを発見。
小麦粉に何か混ぜてます。
(魚ではない)

ドラム缶に乗っけた大きな鍋で揚げてました

揚げたてはすぐ店頭に並びます

さっそく購入してみましたが
揚げたてなのにも関わらず油ぎっててもたれました…
手前のは辛すぎて食べられませんでした(´・ω・`)

肉屋さん
まな板は丸太ですよ(´ー`)
中東に来たばかりの頃は
この肉の塊がとにかく苦手で
いつも貧血で倒れそうになってましたが
この頃にはもう慣れてきました。
迷路のような巨大市をひたすら奥へ進むと、
とうとう目当ての鳥獣市に着きました!
ヤギ、ヒツジ、ニワトリなどなど売られているコーナーです。
もちろんペット用じゃないですよ。
どんな感じなんだろうとドキドキしながら歩くと…

おぉ~!

1本の紐でまとめられた子ヤギたち。
ペットじゃなくて食べ物です。

子ヤギがいっぱい!
写真の手前の子ヤギを見てください。
立ってるように見えますが…

主にこのように運ばれていつからですw
前足を持って引っ張ります。


他にもこんな運ばれ方があります~

ヤギよりヒツジの方が好きだけど
あまりに子ヤギが可愛くて欲しくなりました。

かっこいいヤギ売りのジィさまの写真を撮らせてもらいました。

「俺も撮ってくれ!」と何もない男が近づいてきました。
子ヤギの売り買いにお腹いっぱいになったので
休憩のため、1件しかないチャイ屋に入りました。

床の汚さに弱った私の心は折れました
少年の店員は女の私を見て仰天し、
風通しのいい広い店内でなく、
壁に囲まれた小さなスペースに案内されました…
よけい暑くなりました…。・゚・(ノД`)・゚・。
滝のような汗をかき、
再び市場歩きを始めました。
次に目指すはバイク市です。

カゴ屋さん
あとで気がつきましたが、おそらくトリ用…

そしてこれはもしかして…
子ヤギ達をつないでた…あの紐!?
(・∀・;)ウワー

ゴミだらけの汚い道を進むと…

バイク市を発見しました!

ほとんど日本製でした。゚+.(・∀・)゚+.゚

荷物を運ぶにはロバが現役のイエメン。

なんかすごい重装備です

ゴチャゴチャした市場

乾燥調味料屋さん

これは何屋さんなんだろう…

ゴミだらけの汚い道
イエメンの道はどこもこんな感じです。

路上でトウモロコシを炭火焼するジィさま
廃棄級の小さくて痩せたトウモロコシを黙々と焼くジィさま。
この人…こんなもの売る気なのか!?
買う人どころか見向きすらされてなかったので気になって
ぬるい桃ジュースを飲みながら商店でイスを借りて観察しました。

客が来た!
でも値段とトウモロコシの質でモメて
結局買って行きませんでしたw

子ヤギを買った少年。
お父さんに「ここにいろ」と言われじっと立っていました。
Yシャツ、巻きスカート、ゴムサンダル、
そこらへんのオッサンと同じ格好で貫禄があります。
1時間近く観察しましたが
1本も売れていませんでした。

ヒエやアワみたいなものを売っていました。
鳥の餌じゃないよ☆きっと。

普通に頭が…((;゚Д゚))ガクガクブルブル
市場は楽しめたといえば楽しめましたが
とにかく暑くて臭いもキツいし疲れました…
外国人観光客は全然いませんでした。
しつこい物売りとか話しかけてくる人がいなかったのは救いです。

帰ってきてとりあえずお茶しました。
この水タバコ屋さんでも昼ドラみたいなくどいドラマが流れていて
オッサンたちが真剣に観ていました。