المملكة الأردنّيّة الهاشميّة
(ヨルダン)


お久しぶりです~@砂漠
ぺトラから出ているワッディラムツアーに参加しました。
ヨルダンの南側にあるワッディラムという場所には
砂漠で遊牧して生活していたベドウィン族が
4WDに乗って砂漠を案内し
砂漠のテントに泊まれるツアーをしています。
1泊2日、夕朝食付きで1人35JD(約5000円)。
ホテルは紹介手数料で10JD取っているようです。
いい商売だねぇ~
ワッディラムに行くまでのバス代5JDと入場料2JDは別料金、セコくないすか。
ホテルの人には4人以上集まらないとツアーはないと言われていましたが
日本人2人とオーストラリア人1人の参加により決行されました。
【朝7時20分集合】と言われていたので6時半に目覚ましをセットしていました。
しかし…
と部屋にズカズカと従業員が入ってきたのは6時15分。
(゚Д゚)ハァ?
「6時20分になったらバスは出るぞ!」
みんな飛び起き、急いで準備をしてエントランスへ降りると
バスは既に出たとの事。
(゚Д゚)ハァ?
マジすか。
受付で文句を言うまでもなくバスが戻ってきました。
置いてくなよ!

金払った私たちには狭い席に無理やり押し込み
友達をタダで乗せる腐ったバスのやつら。
バスが3時間ほど走って間もなく到着という時に
バスのお金を集める係りの青年が
「エクスキューズミー」と乗客に呼びかけました。
「明日ぺトラに戻る人は何人いるんだ?」
ツアーは一応現地解散なのですが、
ぺトラ行きとアカバ行きのバスしか出ていないらしく(ホントかよ)
私たちのようにアンマンに戻る人は
ホテルに荷物を置いてぺトラに戻ってきてから
アンマンにいけと言われていました。
めちゃくちゃ面倒くさいルートです。
しかし朝からせかしてホテルを追い出された為、
ぺトラのホテルに荷物を置いてくるのを忘れていました。
何人かはちゃんとホテルに荷物を預けているので
ぺトラに戻らないといけません。
数人が手を挙げると…
「今、大変な問題が起きた」
と深刻な顔で切り出してきました。
うさんくさいです。
「明日のぺトラ行きのバスは既にいっぱいになってしまった。他にバスはない。みんなが乗れるようにもう少し小さな車を用意してやる。ただし、バス代は7.5JDだ。このバスも今予約しないといけないから、明日ぺトラに帰るやつは今すぐ7.5JD払え」
(゚Д゚)ハァ?
他に交通手段がないのをいいことに金を取ろうとしてるとしか思えません…
そもそもホントにバスはフルなのかよ…
そんな神妙な顔したって誰も信じるものはいないぞ…
外人がざわついています。
「他に方法はないのか」
「あとはタクシーしかない。ものすっごく高いぞ」
ますます怪しい。
Kさんが言いました。
「いや、これ絶対コイツ毎日これ言うてるやろ。何やねん。どうせ荷物全部持ってるんだし、このすぐ近くにアンマンまで行くでっかい道路あるからタクシーでそこまで行ってバスくるの待った方が賢いんじゃね?」
さすがヨルダンに何度も来てるだけあります。
頼りになる。
私たちは乗らないと言い張り拒否。
青年に軽く罵られました。
ツアーに行く前に小部屋に集合させられました。
大事なものだけ持ってテントに行くから
いらないものは奥の部屋に置いていけとの事です。
ベドウィンのジダンというやり手ジジィがみんなにチャイを配りながら
ペトラとアカバに行く人をチェック。
そしてアカバ行きの人に
「アカバに行く人は、バスが早朝しかないので5時に起きて6時にはここを出るから朝日は見られない」
と、またまた超ビックリ発言。
砂漠、サンセット、星空、サンライズツアーじゃなかったのかYO!
そして…
「タクシーを呼ぶことができる。1台4人まで乗れて20JDだ。必要な奴はこれから電話するから今お金を払え」
またきました…
ざわつく外人。
私たちも結局、アカバまで行ってアカバからアンマンへ行くことにしました。
アカバに行く人はほぼ100%エジプト行きのフェリーに乗るのですが
「アカバのフェリー乗り場まで行きたいんだけど…」と外人が言うと
「あと5JD追加だ」と真顔のジダン。
どんどんお金が吸い込まれていきます!
「人を見て値段を決める、どんどん吹っかけてくる」
とガイドブックにありましたがいきなりこの洗礼…
恐るべし、ベドウィン族!
始まる前からグッタリしてツアーが始まりました。

これが私達を乗せたジープ。
あまりのボロさに絶句しました。
儲けてるのにここに金はかけないのね…
私たちの車は、
チェコ人カップル、韓国人女子、デンマーク人男子、オーストラリア男子。
和気藹々と楽しく過ごしました。
走って3分ほどしてストップ。
「朝ごはん、昼ご飯、そしてツアーに水は出ないからてめえ達で買えっ」
てことでスーパーの前でおろされました。
もちろんベドウィン経営の品揃えが悪い激高ショップ。
私達は水やお菓子、食べ物を持っていたので用はなかったのですが
用意の悪い外人達はみんなしょんぼりして購入。

雄大な景色だぁ~と…よく見ると

コーヒーショップ…!
観光客ウエルカムって気持ちが強すぎるよ…

なんとクライミングショップがありました。
ワッディラムはクライマー憧れの地でもあるそうです。
ロッククライミングをやるKさんは興味津々でお店に入ると…

野菜…!?

これって…普通のスーパーじゃない…?
意味わかんねー

そしてスーパーに止まっていたジープ…
ベドウィンってこんなんなの…?

崩れやすい岩山と説明を受けましたが、現地の子がてっぺんまで上って遊んでました

奇岩~
イメージしていた砂漠とは違いました

砂地があるとテンション上がります

もの思いにふける(フリ)

個人ツアーのジープがパンクしていました

ベドウィンが集まって直し始めました

こんなハプニングも思いで思い出、とみんな撮影

こんな砂漠の真ん中の岩山の陰にシートを敷いてランチ
ベドウィンの2人は何を食べるんだろう…と注目していると
イワシの缶詰と煮込み豆の缶詰をパンで挟んで食べていました。
普通に缶詰食べるんだ…(・ω・)
外国人もなんとなくみんなガッカリw

食後、運転手さんが枯れ木を集め始めました

お湯を沸かしています
王子は何もせずグウグウ寝てました

私達にチャイをご馳走してくれました~
ありがとー!!
ドライバー2人は非常に穏やかでスレてなくいい人達でした。

ひたすらこんな砂漠を走って着いたのは

奇岩!

ツルツルの岩に登っててっぺんに行き
記念撮影をしていましたが、高所恐怖症の私はムリ!
赤茶の砂山にも連れて行ってくれました~
このツアーで一番砂漠っぽい写真が撮れる場所でした(・∀・)

ガイド兼運転手の2人
ベドウィンは砂漠が映えるなぁ~。゚+.(・∀・)゚+.゚

このナミナミがたまらんっす。
足跡がないとキレー☆

冒頭にも出しましたが…記念撮影
お気に入りの一枚です♪
日が沈む前にテントに到着。
そこにはジダンが待っていました。

ジダンが経営するテントホテル

さっそく茶をしばくジダン

ジダンは堪能な英語で下ネタ満載でした。
うさんくさいけど、悪い奴ではなさそうです。
金さえ払ってればニコニコしています。
(なので金を払いたくないと思うとやっかい)

夕日が沈むのをカメラを構えて待つ
(右端にいっくんが!w)

感動的な夕日でした
日没を見てそれぞれ自由気ままに1時間か2時間ほど過ごしたところで夕食です。
ベドウィン風料理を出してくれました。
ドラム缶を砂漠の中に入れてチキンと野菜をスモークしたものが出てきました。

料理を取り分けるジダン
めちゃくちゃ美味しかったです(*´∀`)b

食後はベドウィン族の青年がテントの中で楽器を演奏し、歌を歌ってくれました。
いっぱいの観光客を迎えてるはずなのになぜかモジモジして踊る姿が激萌えでした(*´д`*)
ジダンは乳首をつまんで下品な踊りを踊っていました。
私を含む外人達に衝撃が走る中、
「こういうのは社長からバカにならんとあかん」とKさんは尤もらしい顔をしていました。
そうなのかー。
ベドウィンの夜の宴
音楽ものってきました
音楽を楽しんだあとは、
砂漠で横になって星空を楽しみました。
もう11月なので冷えましたが、
たくさんの星にたくさんの流れ星に感動して
それどころじゃなかったです。
星はいいですねぇ~
明かりがないので辺りは真っ暗だったので
すぐに眠くなり22時には寝ました。

朝5時半に目が覚めました。
朝日待ち1時間…寒すぎてテンションがた落ち。

朝食を食べて村の入り口まで車を走らせましたが…
なんと砂漠の真ん中で…

パンクー!

必死で直すベドウィン
イケメンベドウィン
私達のジープに乗ったほとんどがアカバ行きで
1日1本しかないエジプト行きのフェリーに乗るので
「俺達は時間がないんだ」と抗議。
外人の自己主張って凄いなぁっていつも驚かされます。
それにしてもこのベドウィン、イケメンすぎ!

結局ベドウィンの携帯で違うジープを呼びました。

何はともあれ楽しかったne☆
ツアーに参加したみんなと記念写真。
ツアーって色々と疲れるけど楽しかったです。

タクシーはアカバに到着。
お昼ご飯を食べてアンマンへ向かいました。
久々に飲んだペプシは美味しかったze!!

こんな車見ました…コワー