الجمهوريّة العربيّة السّوريّة الشام
(シリア・アラブ共和国 ダマスカス)

シリアに入って地味に帰国の航空券を捜し歩いてました。
結局シリアでいいチケット(カイロ乗換え700ドル)は買えず…
次に安いのはミラノ経由だと?
片道12万とか絶対ヤダ(・ω・)
て事で。
الجمهوريّة العربيّة السّوريّة الشام
(シリア・アラブ共和国 ダマスカス)

あまりに咳が酷いのでシリアで薬を買ってみました。
外国の薬ってなんとなく怖そうだけど、
トルコで買うくらいなら物価の安いシリアで…
と貧乏根性丸出しで薬局へ行ってみました。
アラブ系の国は、布屋なら布屋同士、お菓子屋ならお菓子屋同士と
同じ店が固まって並んでいます。
これは市場だけでなく商店街も同じ。
かなり不便です…
薬屋が結構遠くのブロックにあったので
辿り着いた時にはフラフラでした。
とりあえず「一番小さい咳止めをくれ」とオヤジに注文したら
でっかいビンが出てきました…
(゚Д゚)ハァ?
الجمهوريّة العربيّة السّوريّة معلول
(シリア・アラブ共和国 マアルーラ)

ダマスカスから北東56kmに位置し、人口のほとんどはキリスト教徒・メルキト派であるマアルーラという地区に行きました。
もちろん一人で行動できない旅人ヤスくんも一緒です♪(*´ω`)
まず少し離れたバスターミナルまで行かなければいけないのですが
歩いていこうとする私に対し、謙虚に抵抗…w
タクシーに乗って行くことにしました。
バスターミナルで乗り合いタクシーを探し、
親切なシリア人に案内されつつ乗り合いタクシーへ。
わりとすぐ人数が集まり出発となりました☆
ヤタ━(・∀・)人(・∀・)━!!

ここはかつて中東の共通語であり、あのキリストが話していたと言われるアラム語が現在でも話されているそうです。
イスラム教の国だけど、キリスト教に深く関わる国、シリア。
なんか不思議~

観光客の姿も地元民の姿もほとんどなく
なんていうかとてものどかなところでした…
私が行きたかったのはココ!
الجمهوريّة العربيّة السّوريّة الشام
(シリア・アラブ共和国 ダマスカス)

ダマスカスに着きました。
世界一古くから人が住み続けている都市。
中東人は「シャム」とも呼びます。
ダマスカスはシリアの首都です。
首都だけあってデカい!
人も車も多い!!
ハマで知り合った同い年のヤスくんと行動しています。
ヤスくんは日本で芸能人やら金持ち相手の不動産屋で働いていたそうです。
超忙しかったらしく年収も相当良かったようで
旅に相当苦労していて同情しますw
まず食生活。
いつも六本木やら麻布で美味しいものを食べてた彼は
イスラムの羊、羊、羊、に相当参っています。
かわいそうだったので中華に付き合いました。
しかし。
قلعة الحص
(クラック・デ・シュヴァリエ)

ハマからバスに揺られて数時間。
「天空の城ラピュタ」でシータが閉じ込められた城のモデルと言われている
十字軍の要塞だったクラック・デ・シュバリエ城跡という所へ行ってきました。
ジブリ映画を全然知らない自分ですが、
ジブリのモデルになったという所は知らず知らずのうちに
ちょこちょこ観光していたのですがどこもキレイでした。
城の歴史をみてみると…
1031年にアレッポの領主により建築されたが、第1回十字軍時の1099年にツールーズ伯レイモンにより落城した。その後、1144年にトリポリ伯から聖ヨハネ騎士団に譲られた。城には50~60人の騎士と2000人の歩兵が常駐。
十字軍が改装しまくった城だそうです…
暗黒の歴史ですね♪
大雨の中、同じ宿の旅人と5人で行ってきましたヽ(・∀・)ノ ワチョーイ♪
ツアー(ガイドなし送迎のみ)はランチつきで40ドルくらいからありましたが
どう考えても高くないか?と自力で行くことにしました。
ハマからホムスという街に行き、そこでクラック行きのバスに乗り換えます。
2時間半くらいで着きました。
交通費は3ドルしないくらい。
ツアーの40ドル…なんだったんだろう…
イスラム国家のものの値段はいつも不透明です!
乗り換えのバスターミナルでお菓子をひとつ買いました。
一切れいくらだったかな~
シリアだから安かったと思うんだけど…

極甘で食べるのに一日かかりました…
原材料が一切わからない不思議な味と食感でした☆